【新商品 雑貨 手ぬぐい】しずおか手ぬぐい|浜松本店
浜松注染手拭い 「しずおか手ぬぐい」をリリースしました。
【 注染手ぬぐい 】
浜松市の浴衣のルーツは、明治20年代の手ぬぐい染めにあると言われています。
その技術を活かし、大正初期から浜松で「浴衣染め(注染)」が始まりました。
当時、ゆかたの生産は、江戸時代からの伝統を有する東京と大阪が中心でしたが、大正12年の関東大震災を機に、首都圏から新天地を求めた職人たちが水が豊富に流れ、強い風が吹き、染め物の生産に適した静岡県西部に移り住み、注染技法による「浴衣染め」が普及していきました。
【手ぬぐいの用途】
▷タオルやハンカチ代わり
吸水性が良く速乾性があるため、手や顔を拭くのに便利です。
▷包む布(風呂敷代わり)
弁当や小物を包むのに使えます。携帯性に優れ、使わないときはコンパクトにたためます。
▷掃除用具
窓拭きや家具拭きなど、掃除に使いやすい布です。
▷キッチンでの使用
鍋つかみ、食器拭き、ふきんとして使えます。
▷頭巾や帽子代わり
日よけや汗拭きとして、頭に巻いて使うこともあります。
▷スカーフやヘアアクセサリー
首に巻いたり、髪をまとめたりするアクセサリー、タペストリーとして部屋の装飾に使えます。
▷テーブルランナーやランチョンマット
食卓をおしゃれに演出する布としても活用可能です。
▷お祭りや伝統行事
ハチマキや衣装の一部として、日本の伝統的な行事で使われます。
▷贈り物や記念品
特別なデザインの手ぬぐいは、プレゼントやお土産にぴったりです。
▷茶道や花道
茶道や花道の際に実用的かつ装飾的に用いられます。
▷小物制作
手ぬぐいを使ってポーチ、バッグ、クッションカバーなどの手作りアイテムを作ることができます
▷ラッピング
手ぬぐいを使ったエコなラッピング方法は、見た目も美しく、再利用も可能です。
【手ぬぐいができるまで】
①デザインを決めたら型紙を制作します。
主に、伊勢型紙を採用。手彫りでデザインを表現します。
②防染作業で色の土留をつくる
色留に使われるクレイパックのようなものは、粘土や海藻も含まれており、染料とともに独特の磯のような香がします。
③染色の色を入れる(各地にある紺屋町という地名の由来と言われています)
④洗い流す
⑤干す
その後、シワを伸ばし裁断し反物や手ぬぐいとなります。
Q.手拭いの端が切りっぱなしなのは何故?
A.江戸時代、着物を仕立てる際に余った布を活用したのが「手拭い」となり、わざわざ端を縫うことをしません。いざとなれば縦に裂けば草履や下駄の鼻緒にもなり、包帯にもなるのが手拭いなんです。使い捨てが前提のため、気にすることもありませんでした。
現在も切りっぱなしの理由は、乾きが早く(雑菌がわきにくく、生乾きの臭いもしにくい)衛生的なためとされています。
Q.日本で手ぬぐいが愛されてきたのはなぜ?
A.湿度の高いこの国では、ふっくらとした厚手のタオルはホテル空間に似合う贅沢品かと。家で洗いやすく、すぐ乾く手ぬぐいが生活品として適していると思います。
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