【新商品 2025 お正月 干支】ヘビづくし|浜松注染手ぬぐい
浜松注染手ぬぐい 干支「巳」ヘビづくしをリリースしました。
毎年人気の、浜松注染そめ手ぬぐい干支シリーズ。
2025年は「巳」をかわいらしくデザインしました。
【 注染手ぬぐい 】
浜松市の浴衣のルーツは、明治20年代の手ぬぐい染めにあると言われています。
その技術を活かし、大正初期から浜松で「浴衣染め(注染)」が始まりました。
当時、ゆかたの生産は、江戸時代からの伝統を有する東京と大阪が中心でしたが、大正12年の関東大震災を機に、首都圏から新天地を求めた職人たちが水が豊富に流れ、強い風が吹き、染め物の生産に適した静岡県西部に移り住み、注染技法による「浴衣染め」が普及していきました。
【手ぬぐいができるまで】
①デザインを決めたら型紙を制作します。
主に、伊勢型紙を採用。手彫りでデザインを表現します。
②防染作業で色の土留をつくる
色留に使われるクレイパックのようなものは、粘土や海藻も含まれており、染料とともに独特の磯のような香がします。
③染色の色を入れる(各地にある紺屋町という地名の由来と言われています)
④洗い流す
⑤干す
その後、シワを伸ばし裁断し反物や手ぬぐいとなります。
Q.手拭いの端が切りっぱなしなのは何故?
A.江戸時代、着物を仕立てる際に余った布を活用したのが「手拭い」となり、わざわざ端を縫うことをしません。いざとなれば縦に裂けば草履や下駄の鼻緒にもなり、包帯にもなるのが手拭いなんです。使い捨てが前提のため、気にすることもありませんでした。
現在も切りっぱなしの理由は、乾きが早く(雑菌がわきにくく、生乾きの臭いもしにくい)衛生的なためとされています。
Q.日本で手ぬぐいが愛されてきたのはなぜ?
A.湿度の高いこの国では、ふっくらとした厚手のタオルはホテル空間に似合う贅沢品かと。家で洗いやすく、すぐ乾く手ぬぐいが生活品として適していると思います。
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