【遠州綿紬】ハンカチ　オリジナルノベルティ・記念品制作｜小ロット対応可

ハンカチ（ハンカチーフ）の歴史

日本でハンカチが日常的に使われている理由のひとつに「手ぬぐい」の文化があります。

江戸時代、綿花栽培が盛んになると、綿の手ぬぐいが日用品として広く浸透していきます。
浴衣としての日用着として、また手を拭いたり、汗を拭いたり、頭巾やおしめ（オムツ）にして最後は雑巾や下駄の鼻緒として使います。
湿度の高い日本では、家で洗いやすく、すぐ乾く手ぬぐいが、生活の中に無くてはならない必需品でした。
自分で使う以外にも贈答用としても重宝され、歌舞伎役者や相撲力士などが名前や家紋を入れた手ぬぐいを名刺代わりに配ったり、商店が屋号を入れた手ぬぐいを顧客に配るようになりました。

その後、明治時代に西洋文化が日本に入り、服装の洋装化と共に手ぬぐいからハンカチーフを使う方が徐々に増えていきます。
手ぬぐいの文化と同様に、ハンカチはふだん使いや贈り物として、日本の暮らしに欠かすことができない日用品になりました。

「はんかち」のある暮らし

「はんかち」は幼稚園・保育園に通う頃から、自分で持ち歩くアイテムとして使われています。
通学時はもちろん、プライベートでもハンカチを持って出かけるのが当たり前になっている方も多いかと思います。

はんかちは、いちにちで何度も使うシーンがあります。
（真夏の湿度の高い時期を除いて）カバンやポケットの中で気づいたら乾いており、次に使う時に気持ち良く使用できるアイテムです。

遠州綿紬のハンカチ

「遠州綿紬」には、2つの特徴があります。

●日本の伝統と四季を感じる独特な色合いと柄行き
遠州綿紬は、日本の四季を感じる”日本色”を使っています。
その独特の柄・色合いからは、懐かしさやあたたかさと共に、どこか新しさを感じていただけると思います。

●旧式織機で15～20ｍ/日とゆっくり織ることで出せる（手織りに近い）やさしい質感
1台の織機で15～20ｍ/日という生産量は、現在の製織工場では考えられない少なさです。
50年以上前の小幅織機を使っているため、ムリに高速回転して糸切れを起こすより、ゆっくり丁寧に織ることを心がけており、手織りに布に近い優しい質感の生地になります。

遠州綿紬のハンカチは、洗うたびに糸が空気を含むことで、柔らかく”ふんわり”していきます。

下の画像は、画面左が購入時の状態で、3～5回ほど洗うと画像右のように”ふんわり”とやわらかな質感に育っていき、柄と共に素材の心地よさを体感いただけます。

贈り物にハンカチが人気！？

自分用に購入される方も多いですが、贈り物として人気が高まっています。

●ハンカチを贈るタイミング
・誕生日
・母の日、父の日、敬老の日
・入園、入学、入社時（転勤・転職・退社・退職時）
・プチギフト（挨拶回り、バレンタインやホワイトデー、ゴルフコンペなど）
・お土産
・ノベルティ、記念品

●ハンカチが人気の理由
・価格がお手頃
　一般的な相場は1枚500円～2000円ぐらいです。
　遠州綿紬のハンカチは1枚600円～1000円と、比較的お手頃な価格帯になっています。
・何度でも洗って使える
　遠州綿紬のハンカチはもちろん、市販されているハンカチのほとんどは洗濯機で丸洗いできます。目安として30回使用できると言われていますが、それ以降も使用は問題ありません。
・保管が楽
　食品と違って賞味期限がありません。使いたいタイミングから、いつでも使用できるのが便利です。
・貰って困らない
　ハンカチは何枚あっても困らない日用アイテムです。デザインも豊富で、贈る方の気持ちが伝わりやすいと言われています。
・ハンカチを贈るのはNG！？
　はんかちは漢字で「手巾（てぎれ）」と書くようです。この文字が「手切れ」を連想させる事から贈り物にNGという逸話がありますが、このお話を気に掛けている人は皆無かと思います。