ノベルティ・記念品事例
【記念品 納品事例】オリジナル手ぬぐい|アツミ薬局様
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記念品・ノベルティ製作のご紹介。
店舗名:アツミ薬局様
〒430-0936 静岡県浜松市中央区大工町303−16
アツミ薬局様 創立100周年の記念品を納めさせていただきました。
1924年に浜松で創業し100年の間、地域の方の健康に寄り添ってきた薬局です。
店内には創立時に配布されたと思われる手ぬぐいが飾られています。
100年前の手ぬぐいの横に、100周年の記念手ぬぐいが掛けられます。
当社は手ぬぐいのデザインを提案し、気に入っていただくまで何度もデザイン修正をしました。
またお施主様と注染工場のスケジュールを調整し、貴重な染めの工程をご案内させていただきました。
【 注染手ぬぐい 】
浜松市の浴衣のルーツは、明治20年代の手ぬぐい染めにあると言われています。
その技術を活かし、大正初期から浜松で「浴衣染め(注染)」が始まりました。
当時、ゆかたの生産は、江戸時代からの伝統を有する東京と大阪が中心でしたが、大正12年の関東大震災を機に、首都圏から新天地を求めた職人たちが水が豊富に流れ、強い風が吹き、染め物の生産に適した静岡県西部に移り住み、注染技法による「浴衣染め」が普及していきました。
【手ぬぐいができるまで】
①デザインを決めたら型紙を制作します。
主に、伊勢型紙を採用。手彫りでデザインを表現します。
②防染作業で色の土留をつくる
色留に使われるクレイパックのようなものは、粘土や海藻も含まれており、染料とともに独特の磯のような香がします。
③染色の色を入れる(各地にある紺屋町という地名の由来と言われています)
④洗い流す
⑤干す
その後、シワを伸ばし裁断し反物や手ぬぐいとなります。
Q.手拭いの端が切りっぱなしなのは何故?
A.江戸時代、着物を仕立てる際に余った布を活用したのが「手拭い」となり、わざわざ端を縫うことをしません。いざとなれば縦に裂けば草履や下駄の鼻緒にもなり、包帯にもなるのが手拭いなんです。使い捨てが前提のため、気にすることもありませんでした。
現在も切りっぱなしの理由は、乾きが早く(雑菌がわきにくく、生乾きの臭いもしにくい)衛生的なためとされています。
Q.日本で手ぬぐいが愛されてきたのはなぜ?
A.湿度の高いこの国では、ふっくらとした厚手のタオルはホテル空間に似合う贅沢品かと。家で洗いやすく、すぐ乾く手ぬぐいが生活品として適していると思います。
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