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オーダー制作事例

【記念品 納品事例】オリジナル手ぬぐい|teN°P 永田木材様

記念品・ノベルティ製作のご紹介。

施設名:永田木材

永田木材オリジナルブランド teN°P(テンプ)のオリジナル手ぬぐいを納品させていただきました。

teN°Pのロゴとオリジナルキャラのクマさんが、手ぬぐいの生地いっぱいに登場。

浜松注染で染めた「手ぬぐい」は、teN°Pオリジナル商品として販売される予定です。


【 注染手ぬぐい 】
浜松市の浴衣のルーツは、明治20年代の手ぬぐい染めにあると言われています。
その技術を活かし、大正初期から浜松で「浴衣染め(注染)」が始まりました。

当時、ゆかたの生産は、江戸時代からの伝統を有する東京と大阪が中心でしたが、大正12年の関東大震災を機に、首都圏から新天地を求めた職人たちが水が豊富に流れ、強い風が吹き、染め物の生産に適した静岡県西部に移り住み、注染技法による「浴衣染め」が普及していきました。

【手ぬぐいができるまで】
①デザインを決めたら型紙を制作します。
 主に、伊勢型紙を採用。手彫りでデザインを表現します。
②防染作業で色の土留をつくる
 色留に使われるクレイパックのようなものは、粘土や海藻も含まれており、染料とともに独特の磯のような香がします。
③染色の色を入れる(各地にある紺屋町という地名の由来と言われています)
④洗い流す
⑤干す
その後、シワを伸ばし裁断し反物や手ぬぐいとなります。

Q.手拭いの端が切りっぱなしなのは何故?
A.江戸時代、着物を仕立てる際に余った布を活用したのが「手拭い」となり、わざわざ端を縫うことをしません。いざとなれば縦に裂けば草履や下駄の鼻緒にもなり、包帯にもなるのが手拭いなんです。使い捨てが前提のため、気にすることもありませんでした。
現在も切りっぱなしの理由は、乾きが早く(雑菌がわきにくく、生乾きの臭いもしにくい)衛生的なためとされています。

Q.日本で手ぬぐいが愛されてきたのはなぜ?
A.湿度の高いこの国では、ふっくらとした厚手のタオルはホテル空間に似合う贅沢品かと。家で洗いやすく、すぐ乾く手ぬぐいが生活品として適していると思います。

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木枠に型紙を設置し糊を塗ります
糊を塗った後の手ぬぐい生地
おがくずに寝かせる事で糊を固めます
“やかん”で染料を注ぎます
「注染そめ」のメインとなる作業
染めたばかりの手ぬぐい生地 まだ硬さが見えます
染料や糊をキレイな水で洗い流します
高い天井から吊り下げられた”手ぬぐい”
手ぬぐいが並ぶ圧巻の光景
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